第35回体験学習ファシリテーター養成講座スキルアップ研修 “エンパワメントを支える技術について考える” は2013年度北海道新聞社会福祉振興基金一般公募助成事業を受けて実施しています
1.目 的
多様な価値観と生活スタイルが尊重される中、福祉専門職をはじめとする対人援助職においては、コミュニケーションをはじめとする人間関係力が重要とされています。しかし、個対個あるいは集団における支援活動を促進するための研修機会は少なく、これら対人援助職のスキルアップをめざし、体験的なプログラムによる実践的な研修会を開催し、福祉人材の育成と多様化する社会問題への解決の一助とします。
[講座のポイント]
1日目 ― エンパワメントとファシリテーターの力
2日目 ― エンパワメントの「場」づくりとファシリテーター
2.主 催
特定非営利活動法人 Facilitator Fellows
3.後 援
社会福祉法人北海道社会福祉協議会
4.と き
2014年2月1日(土)10:00~15:30
2014年2月2日(日)10:00~16:30
※ どちらか1日のみのご参加もOKです。
※ 開始15分前には会場にお越しください。
5.ところ
北海道立道民活動センターかでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)
6.内 容
7.講 師
山 本 克 彦 氏 (岩手県立大学社会福祉学部准教授)
滋賀大学教育学部を卒業し、中学校教員として6年間、学級経営に熱中。
その後、「学校」という現場に数々の疑問を感じ、学生時代からボランティアで関わっていたYMCA(京都)に転職。子どもや家族を対象としたプログラムを担当し、そこに関わるボランティアリーダーのトレーニング等の現場に4年間勤務。さらに社会福祉法人が運営する保育園の副園長、高齢者施設の事務局長を経て、大学院に社会人入学。ワークショップをテーマに「コミュニティワークにおけるワークショップの可能性」という修士論文を書き上げる。ファシリテーションスキルに磨きをかけ、現在は、学生ボランティア等、次世代の育ちをエンパワメント・アプローチにより支えることをライフワークとしている。春からは日本福祉大学(福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科)にて、新たなスタートをする。
【“エンパワメント・アプローチ”とは】
“待つ”という技術、“ 信じる”という力~エンパワメントアプローチ~
「エンパワメント」…まだまだ聞きなれない言葉ですね。エンパワメント(empowerment)という言葉は辞書で調べると「権利を与える、ゆだねる」とか、「本来持っている能力を引き出し,社会的な権限を与えること」と説明されています。ここで大切なのは、エンパワメントとは「力をつけること」や「力を与えること」ではない点です。支援者と受益者であるクライエントの関係を例に考えた場合、この誤った解釈では「クライエントは力がないから(支援者が)与えるのだ」という権威関係が生まれてしまいます。自分が本来持っている力に自分自身が気づき、その力を獲得し、発揮しながら夢をかなえていくことへのゆるやかな関わり、寄り添いをエンパワメント・アプローチと呼んでいます。 (講師が代表を務める一般社団法人子どものエンパワメントいわてウェブサイトより加筆引用)
8.参加対象
① 特定非営利法人Facilitator Fellowsの各種会員
② 福祉・保健・医療・教育などの分野において対人援助職として従事されている方
③ 社会福祉協議会職員
④ その他、対人援助職を目指す学生など 定員 50名
9.参加締め切り
2014年1月20日(月)17:30まで
※ ただし、定員になりしだい締め切らせていただきます。
10.参加費
下表のとおり
11.申し込み方法
① 別紙申込書に必要事項を記載の上、FAXまたはEメール等でお申込ください。
② 参加締め切り期日以降に「参加確認書」を、FAXまたはEメール等でお知らせします。
③ 参加確認書に記載の口座に参加費等必要経費を期日までにご入金ください。ご入金にかかる手数料等はご負担願います。
※ 入金確認ができない場合はご参加いただけない場合がありますのでご了承ください。
12.交流会
研修終了後、会場周辺において交流会を開催いたします。ご参加を希望される方は申込書に必要事項を記入いただきお申し込みください。会費は当日会場でお受けいたします。
13.個人情報の取扱い
① 主催者が取得する個人情報は、当事業及び今後の研修等のご案内にのみ限定して使用します。
② 申込みされた方のお名前や所属機関等申込時に記入いただきました情報は、当日の資料・名簿に掲載させていただきます。
14.キャンセル料
準備の都合上、参加締め切り日18時以降のキャンセルについては、キャンセル料(参加費の半額)が発生いたしますのでご留意願います。なお、払い戻しにかかる銀行振込料はご負担願います。
15.その他
① 当事業並びに主催者等に関する詳細につきましては、ホームページをご覧下さい。
② 参加申込書並びに開催要綱はホームページからもダウンロードできます。
③ 会場周辺に飲食店及びコンビニエンスストア、宿泊施設等がございます。昼食及び宿泊等が必要な場合は各自手配願います。
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 Facilitator Fellows
〒004-0022 北海道札幌市厚別区厚別南2丁目7-28
TEL:090-9523-7996 / FAX:011-801-7451
https://www.facili.jp / E-mail:info@www.facili.jp
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